お知らせ・近況

韓国 DAY2

2012年6月20日

2日目は仁寺洞(インサドン)、三清洞(サムチョンドン)という韓国の古くからの街並みが残っているエリアを散歩しました。
お店が両側に建ち並んでいるこのエリアで、韓国で買い物には全く興味なかった母と私が買い物に目覚めた。笑)

こんな素敵な韓屋(はんや)が立ち並んでいます。本当にキレイにしてあって感激!

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坂道も多くて、"疲れた〜"を連発しながら歩く2人。途中でお茶休憩。。。
(お茶休憩が多い、、、)

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散々歩き回ったあとにまたお茶休憩の2人。。。^^;

その後NANTA観ました。
たくさんの観客で埋め尽くされた小さな劇場。キッチンを舞台に鍋や包丁、本物の食材が登場して4、5人でアクロバティックなショーやお笑いなど実際のキッチン道具を使って様々な要素を取り入れたエンターテイメントショー。これオススメです!

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最初は乗り気じゃなかったけど、韓国来て良かった〜って思った一日でした。

フランス紀行③

2011年11月22日

もう帰国して1ヶ月が過ぎてゆきます。あちゃーーー。
記憶が薄れてゆく前にフランス紀行の続きを書きます。

農場見学の後は、トウールの小学校で味覚のレッスン見学。これは私がこのプログラムの中でも楽しみにしていたことの一つです。
フランスの小学校は1年生〜5年生まで。各クラスルームごとに "パン""フルーツ""ジャム""ドリンク""スイーツ"などのトピックがあり子供達は縦割り班に分かれて各教室を周ってそれぞれの記入シートに感じたことなどを書いていきます。

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まず私がビックリしたのは"別に食べるものはなんでもいいんだ〜。"ということでした。
身体に良いものを食べるのかと思ってた。パンやチョコなどいかにも〜な感じで、逆によかったです。

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チョコの試食では苦いや甘いなどの味覚の傾向を探り、パンやジャムの試食は何のパンなのか、ジャムなのかを当ててみたりという具合に、目で視て、匂いを嗅いで、味わう。
というような五感を試されるようなレッスンで構成されています。

協力してくれる企業は無料でチョコを提供してくれたり、子供達がケーキを焼いたり、また保護者の方々がパンやジャムを作ったり、と地域をあげて人々がこの味覚のレッスンに協力的なのだそうです。

縦割り班に分かれて各ブースを巡るものの、味覚週間を通して各学年の目的がそれぞれに違うそうです。これは興味深い。

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例えば"五感とは何か?"を学ぶのが目的なら,子供達は目が見えない人の気持ちを味わってみたりとか、体験をして色々な気付きを得るのです。
上の学年になるともっと細かく五感を探っていったり、"バランスのとれた食事とは?"などになっていきます。

こちらの普段の家庭科の時間は"素材・材料を変化させる授業" として捉えられるので、例えばお料理や裁縫だけではないんだそうです。そう考えると"素材を変化させる授業"なんて聞いただけでワクワクしてくる。

コンニチハ~~、とかアリガトウ~~と覚えたてであろうニホンゴを繰り返し言ってくる子供たち。
どの国の子供たちも無邪気さは変わんないな。言葉の壁はありますが、食べ物はそれを超えてコミュニケーションのツールとなってくれました。

この味覚レッスンはフランスの食文化を子供達に伝えていく為でもあり、たくさんの方の協力があるからこそできるのだと校長先生もおっしゃっていました。
この取り組みをみて、日本でももっともっと教育の現場でいろいろな事ができるんではないかと可能性を感じた1日でした。

フランス紀行②

2011年11月13日

さて、ここから前回旅の途中でアップした①の続きです。
もう帰国して3週間経つのですが、やっと時間ができたのでのんびりと旅行記を更新することにします。

まずは前半の味覚研修の記事から書いていきます。

"基本のマクロビオティック食"から離れてしばしフランスの食を堪能。おかげで帰国後は大変だったんだけど、ようやく戻ってきました。
注)あまりのハメはずしっぷりに驚かないようにお願いします。

初日はパリ~トゥール間の電車遅延のため、私たち研修に参加する20名が宿に着いたのは1時間遅れの午後10時半。
ここから用意してくださった夕食を頂きました。スープ、パン、サラダ、チーズ、ワインなどフランス色いっぱいのお料理でお迎えしていただき一同感激。
しかし遅い時間なのでそこそこにみんな就寝。
まさに"食べる"から始まった初日でした。

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こちら初日の朝日。真冬ですか??という驚きの寒さ。

朝はフランスパン、クロワッサンにコーヒー、紅茶、ジュースなど、"これがフランスかあ~。"というような朝食。これが、超おいしかったんだけど、ここから悪夢は始まっていたのだった。
フッフッッフ。それはまた後で。

朝食後はバスで1時間離れたミシェルさんの農場見学。
ここから食育研修のはじまりです。
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家族で経営していて現在4代目。
にわとり、ぶた、カモ、羊、ヤギ、牛などを飼育していて、家畜のエサにもこだわっているそう。
早速"地産地消"という言葉が出てきました。 
(あっ、私はフランス語はまったくわかりません。この研修にはレモン洋子さんという現地在住の方の通訳がついて下さいました。)
ここでは、"味覚の週間"で見学に来る子供から大人までをどのようにして食の関心を深めるのかを聞いたり実際見たりしていきました。

まずは3種類の卵を見せられてその動物のいる場所へ行きます。

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自由に動き回り育てられているにわ鳥様方。ここで子供たちは小屋まで行って一人一つずつ卵を取ってきます。
その後に自分の手でエサをあげる体験をするのだそう。そうすると動物と子供たちの距離はぐっと縮まるんだって。

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わたし、羊さんには親近感があります。大好きです。
ここでも触れてみたりエサをあげたり。

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牛さんです。モーモー!!って鳴いてたっけな~。忘れた。
エサを混ぜて作ったり、牛の赤ちゃんがどのように生まれてくるのかを実際器具を使って見せたり。これがものすごく盛り上がるみたい。

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飼料が発酵するまでこの下に。すごい量でした。飼料にも気を使っていということで発酵の香りの良いこと!

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こんな広大な土地で育てられたら、動物もハッピーだろうなあ。牛の近くに行って何種類の牛の鳴き声が聞こえるかなど、聴覚を研ぎ澄ませて音を聞き分けたり、、、、五感を最大限に使うことを学んでいきます。

最後に時間があれば、お乳を搾る体験をしたり、チーズやバターを作るところまでやるのだそうです。ここまでやると子供たちは食べ物が食卓に並ぶまでの流れを理解し、食べる事により興味を持ちます。

私たち一同はお料理をご馳走になりました。
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いろんな種類のチーズ!すごいよ~~。

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ヤギのチーズ、そしてワイン。このヤギのチーズの香りがもう"ヤギさ~ん!"の匂いがすごくてフレッシュ~。苦手な人多いかも、、、、。

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パイやキッシュの種類もたくさん。食べきれないくらいの量を用意していただいて本当に私たち一同感激しました。

ミシェルさんがこのような取り組みをしていて面白い事は、3歳ぐらいからおじいさんおばあさんくらいの年代の方まで見学に来るそうですが、質問される内容がだいたい同じことなのだそうです。(笑)

フランスの味覚週間

2011年11月11日

すでにブログで触れたとおり、フランスの"味覚週間"の研修に参加してきました。

初めに私がこの研修に参加したきっかけと、フランスの"味覚週間"の取り組みについて触れておきたいと思います。

小学校で英語を教えはじめて3年目になりますが、子供たちの状態や、給食の内容について考えさせられることが多くあります。子供の教育に関わらせていただく一人の人間として、この子達が大人になった時に"幸せだなあ"って思って欲しいし、健康であってほしいと願う。

自分の経験からも"食べる事"というのは、身体の健康だけでなく、行動や、想いも作っているということを実感しているので、子供たちにどのように"食のありかた"を伝えられるのかとても興味があり、またそういう活動をしていきたいと最近その想いをいっそう強くしています。

こういう経緯から、食育に力を入れている三重県のモクモクファームさんから届いた一通のメールに大興奮。以前からフランスの"味覚週間"の事は耳にしていて、今回その味覚レッスンに参加できるとあるのを見て、"こりゃ行くしかない!"と思って決めました!こういうときの決断力はあるなと自分で感心してしまうくらい。

さてさて、ここから味覚週間についてお話します。長いけど、読んでね!

味覚教育の第一人者であるジャック・ピュイゼ氏(フランス味覚研究所所長)がトゥールで1974年に小学校から始めたこの"味覚のレッスン"は、"ピュイゼメソッド"と呼ばれ
"五感を最大限に使って味覚を目覚めさせ、食べる事を楽しむこと。 を目的としています。
このほかに賛同するレストランのシェフたちが特別メニューを作り、学生には割引料金を適応する"味覚のテーブル"、市民の味覚への奨励策で、教育ファーム、青空市場、デパート、スーパー等で郷土料理、ワインの試飲、チーズの作り方、料理教室などを紹介する"味覚のアトリエ"などの取り組みが行われています。

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ピュイゼさんの"味覚のレッスン"は12課から成り立っています。

第1課 試食するときの5感
第2課 味覚
第3課 視覚
第4課 臭覚(嗅覚)
第5課 触覚と聴覚
第6課 香料
第7課 料理の準備
弟8課 好きな料理
第9課 地方料理
第10課 食物の保存
第11課 食べ物の含有物分析
第12課 特別の日の食事


味覚教育の最初のレッスンは"感じたことを表現すること"と自分自身を知ること"に集中しています。子供たちが言葉で表現できるようになると、食べる事に関係した新たな体験はより豊かで意味のあるものになります。
食べるという行為をする時、"意識的に味わう"と、私たちは本来誰もが持っている感覚を最大限に感じることができます。レッスンの最後には"特別の日の食事"として、子供たちは着飾ってレストランでおいしいお料理を味わうのだとか。これを子供たちはとても楽しみにしているそうです。

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毎年、テーマが変わるのですが、これがまた面白い。
2007 楽しいパーティ
2008 自分の味を知ろう
2009 皆のための味覚
2010 バランスの取れた食生活
など。


フランスは知ってのとおり農業大国。広い国土にたくさんの農業従事者。しかしその数も19世紀初頭から20世紀にかけ10分の1に減ってしまったそうです。農業の機械化と新技術の導入により人の手が必要なくなったことが大きな原因といわれています。どこの国も大変なんだな~~。
この"味覚の1週間"の取り組みによってフランスの食文化を守るべく、フランスは国を挙げて力を入れているそうです。

次回は"フランス紀行②"です。

チアキのおいしいブログ From フランス ①

2011年10月24日

ボンジュール。
以前に少しブログでも触れましたが、
現在研修のためフランスに来ています!

フランスサイコーだよ。
街並みが古くからのものが多く、大切にしてるのがよくわかる。
そして街全体がオシャレ。

フランス料理は私の胃には重いけど、bio食材の豊富さにはおどろきます。
ナント、泊まってる所のとなりがbioスーパーなのだ(*^^*)

バーガーのアイデアを、と思い色々買って試してます。
昨日はベジソーセージとベジパティを焼いてみました。
肉みたいだったけど、bioとはいえ、bio添加物?は入ってるかなあ。
味が濃いっ。
バンズにはさんだら美味しいにきまってるよ!

それにしてもフランスは日の出が遅く(8時頃)、とても寒い!!
今日は今からラスパイユという有名な有機朝市へ買い出しに行ってきます。

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