お知らせ・近況

日本型バレンタインデーの危険

2011年2月16日

今や国民的行事のバレンタインデー。
最近では友チョコというのもあって、私の行ってる小学校の子供たちも"誰にあげた~。"などと当日はその話題で持ちきりでした。

そういえば私、数日前にベジモットレポート特別号でバレンタイン企画をUPしたくせに、当日は完全に蚊帳の外。
日本のチョコレートの年間消費量の2割程度(約2310トン)がこの日に消費されると言われてるとか?!単純計算でも年間通して相当な量!!

今、ふと考えてたら色々と想像が膨らんで、これは深刻だぞ!と思って遅ればせながらチョコ記事を書く事にしました。
私の中でこの日があまりにも"どっかの国の行事"的な感覚なのもある意味深刻かもしれないけど、、、。
いやいやそういう話じゃなくて、世の皆さんが甘~い甘いチョコレートをたくさん食べるととどうなってしまうのか。

ただでさえ免疫力が落ちインフルエンザなどのウイルスにかかる人が多くなるこの時期にさらに追い討ちをかけるようなこの行事。国民的行事がキレる人を増やすなんて、、、、、。

チョコレートはがんや動脈硬化を予防するポリフェノールが含まれてるとか、細菌の感染を抑えるとか色々いいように言われてますがそれはチョコレートの原料となる"カカオ"の話。実際のチョコレートにはたっぷりの砂糖と植物油脂、ココアバター、香料などなど、それに加えて原料コスト削減や、大量生産をするためにたくさんの添加物も加えられています。

こういう甘いものを考えなしにたくさん食べると身体が冷えるし、低血糖症の第一歩にもなりかねません。一般的なチョコレート(アイスクリームや清涼飲料水など甘いもの全般)には白砂糖(単糖)がたくさん入っていて、それは血糖値を一時的に上げ脳を満足させます。
でも長くは続かないので、下がるとまた甘いものが欲しくなる。食べて血糖を上げる、下がったらまた食べる。の繰り返しで低血糖症の道を歩みはじめます。イライラしたりキレやすくなったり、、、。子供は感情を抑えたりできませんのですぐに変化がわかります。慢性化すると糖尿病や脂肪肝など深刻な病気に繋がるので十分注意を!

人によって許容量は様々ですが、自分で正しい判断ができるように日頃から身体のサインに注意する事が大切だと思います。

チョコじゃなくて、手前味噌を送りあう日とかだったら素敵なのになぁ~~。
と一人でニヤっとしています。(来年は味噌の日にしよっと。)

どうか子供たちの健康が守られますように。

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