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インドのカレースパイス

2011年4月11日

インドのバザールで大胆なスパイス屋。

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購入したオーガニックのスパイスを調合して、ガラムマサラを作りました。(こちらはオーガニックのため店舗で購入)

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"ガラムマサラって何?!"と言う方の為に簡単に説明しますと、ヒンズー語で"ガラム"=熱い、"マサラ"=香辛料という意味。辛味をつけるというよりは香りをつけるために使われ、各家庭によりブレンドが異なるそうです。

インド人は、その暑い気候に調和するためにスパイスを多用します。
(だから日本人の私がスパイスを摂りすぎると毛穴が全開になってしまうわけだ!)
インド滞在で思ったのは、本当に毎食何かしらのスパイスが使われてるってこと。
これでもかってくらい全部の料理に何かのスパイスが入ってました。特に使われてるのが、ターメリック、クミン、コリアンダーの3大スパイス。
この3つはカレーを作る時には必須です。

例えば代表的なターメリック(日本ではウコン)はカレーの黄色を彩るものですが、たんぱく質の消化を助け、胃腸の活動を促してくれます。また血液を浄化するだけでなく、血管の新陳代謝もよくする働きがあります。もう一つ、ターメリックはエナジーボディにも働きかけ、天の力を与え、繁栄をもたらし、魂をきれいにするとも言われています。
これはインドならではの思想ですね!おもしろい。

ほかのスパイスもこういった効能がたくさんあり、インド人がここまでスパイスを多用するのも納得。

クミン・・・大2
カルダモン(グリーン)・・・5個
クローブ・・・小1
シナモン(スティック)・・・1本
ローリエ・・・2~3枚
コリアンダー・・・小1
フェヌグリーク・・・小1
スターアニス・・・1個
ブラックペッパー・・・大1

5~6人分のカレーを作るとして、この分量で2回分ほどのガラムマサラになります。

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これを炒って使います。通常は粉になったものがお店に売ってますが、フレッシュは比べ物にならないくらいいい香り~~~!これをすり鉢かミルで粉砕するとさらに香りが立ちます。

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インド料理は必ずしも辛いというわけではなくて、スパイスにも色々あって、それをどういう割合で調合するかによって味がだいぶ変わってきます。

今日は試しにガラムマサラ・チアキMIXでダル(緑レンズマメ)カレーを作ってみました。

①鍋に菜種油を大さじ2程入れ、クミン小さじ2、唐辛子2本、マスタード小さじ1、しょうが、にんにくのすりおろしを加え油に香りを移す。
②回し切りにした玉ねぎを加え塩少々。アメ色になるまで炒める。
③緑レンズマメを入れサッと炒めじゃがいもと人参を加えターメリック、チリパウダーを少々。
④ひたひたまで水を加えふたをして沸騰させる。沸騰したら弱火におとし豆が柔らかくなるまで20~30分加熱。
⑤しょうゆ、麦味噌、塩、こしょうで味付け。ガラムマサラを加え香りを出す。煮込むと香りがとんでしまうので要注意!

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ちなみにインドでもしょうゆは使われています。基本的にインドカレーは日本のバー○モントカレーなどに比べるとスーピーですが麦味噌を入れるとコクがでるよ~~。
また、日本のカレーにも最後にガラムマサラを加えると香りが出てインドっぽく?なります。

インド人はその気候に適応するためにスパイスを多用するけど、くしゃみとか咳き込んでた人もたくさん見かけたのでそういう人はスパイスの極陰の影響を多大に受けてると思われます。やっぱりいくら暑い気候でも極陰の摂りすぎには要注意ってことですね。
私の鼻の毛穴も未だ全開だし、、、、、。気をつけよっと。

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