お知らせ・近況

生産者を訪ねて②枡塚味噌

2011年5月12日

ベジモ愛知の調味料開発部(勝手に発足)として、ベジモ野菜にピッタリな調味料を地元で探すというビッグプロジェクト。

今回の行き先は豊田にある枡塚味噌の蔵元。

"地球の将来を考えよう"

まず共感したのが社長(名刺の肩書きは"無期限社員")の味噌作りに対する考え方。
"味噌は作るものじゃなく、育てあげるものだ。"という言葉。
時代の流れに左右されることなく古来の製法を守っている蔵元の一つです。天然醸造にこだわり守り続ける姿勢に深い味噌"愛"を感じました。

野菜もそうですが、自然の力によって作物はその生命を育みます。人間はそれにほんの少ししチカラ添えをするだけ。  
 とベジモ克義氏も言っておりました、ハイ。(主に収穫&&テイスティングメイン!?の私は大きな声では言えませんが、、、尊敬してます。)

モチベーションのアガルお話を伺った後は、社員の方の案内で蔵の見学へGO!
とても詳しく説明してくださいました。
こちらでは主に赤味噌(豆味噌)をメインに育てています。

豆味噌は大豆を蒸すところからスタート。
大きな釜で大豆を蒸した後は、麹菌を培養したもの(米こうじ)を加え、食塩を混合そして発酵させ味噌球というものを作り樽に入れて、約1年半の熟成期間に入ります。
人間が手を加えるのは最初の4日間だけで、樽に入れてから1年半は微生物の活動を見守る作業。樽によって微妙に味が異なるのだそうです。

masuzukamiso2.JPG

わ~~、大きな樽!!この中で熟成が進んでるのね。

masuzukamiso3.JPG

ベジモ・ヒロトシ樽を覗く。この後、蔵の中の"教室"(新城の廃校からもらってきたという子供用の机とイス)で味噌作りの映像を見て、たまりを舐めさせていただきました。
たまりは味噌を作る上で表面にでてくる上澄みですがとても貴重。
気になるお味はというと、濃厚で後にひかないまろやかな旨み。う~~~ん、んまい!

masuzukamiso5.JPG

ああ、なんてことよ。ブレた写真で申し訳ない。味噌も量り売り、しかも対話をして購入して欲しいという想いから値段は書いてないのです。

masuzukamiso1.JPG

こちらが製品。大豆のお菓子のパッケージ"MISOヂカラ"が私のお気に入り。


今回のこの枡塚味噌さんはヒロトシ氏が見つけてきた自慢の蔵元。
豊橋ではサンヨネさんとアツミさんでお取り扱いがあります。

帰り際、ヒロトシ氏の一言。
"あ~~、俺やっぱいいとこ見つけてくるわ~。"
うん、その通りでございます。

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